。ハンマーを手にしたWarriorクラスである。 それぞれのヒーローには,4つのボタンにアサインできるスキルが用意されており,スラインの場合は,ハンマーを相手に投げ付ける基本技「Hammer Throw」のほか,ハンマーを地面に振り下ろして大打撃を与える「Lethal Blow」や相手をノックバックさせる「Durin's Wrath」,そして相手からのダメージを軽減する「Dwarven Valor」というスキル構成になっていた。 ゲームは,筆者のスラインと味方のガンダルフが中央から攻撃する展開となり,敵と味方のAIユニットを交えての派手な戦いっぷりが,ヒーローユニットらしいパワーを感じさせていた。ただ,そのうちに巨大なサウロンが登場して劣勢となり,レーンの要所に設置された,リスポーンポイントのファウンテン(ヘルス値が回復できる)に追い詰められるような状況になっていった。このように序々に後退していくような展開であっても十分に興奮できる戦いだったのだが,別のレーンで戦っていた仲間達が善戦していたようで,結果的には判定勝ちを収めることができた。 この手のMOBAジャンルのゲームは,勝ち負けに関わらず,そのタクティクスを肌で感じながらゲームスキルを学んでいくタイプのゲームであり,現在どのような戦況なのかを判断する各種情報は非常に重要な要素である。 Guardians of Middle-Earthの場合,コンシューマゲーム機向けに簡略化されている部分はあるものの,自分のキャラクターが死ぬ10秒前まで,1つ1つの操作が克明に記録される仕組みになっていて,ro rmt,情報提供についてもなかなか考えられて作られているように見えた。 また,自動的にエイミングするような遊びやすさはPSN/XBLA向けゲームならではといったところで,多くのゲーマーがヒーローユニットやスキルのコンビネーションを試しながら,序々に腕を磨くことに専念していた。 Guardians of Middle-Earthは,年末の劇場公開が予定されている「ホビット」とのタイアップも行われているとのことで,公開が近付くにつれて盛り上がっていくのは間違いない。ちなみに,開発を担当するMonolith Productionsは,「F.E.A.R.」などで知られるシューティングゲームの老舗といえるメーカーである,DQ10 RMT。そんなメーカーが作った本作は,コンシューマ機でもMOBAゲームを楽しめるようにと各所に作り込みが感じられる
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