。 豊田氏: はい,そうです。言い方を変えると「ゲームとゲーマーの社会的地位の向上を目指す」といったところでしょうか。そして先のGOSGARDENから8か月後の話なんですが…… : どうぞ。 豊田氏: ウメハラの台湾行きに同行したんですね。ちょうどウメハラがMad Catzとスポンサー契約を結ぶ,という話が動いている最中だったんですが,そのときに海外でのウメハラの人気を目の当たりにして。 : ああ,海外のファンは,ものすごく熱狂的ですよね。 豊田氏: もう本当にすごい人気で(笑)。「これなら仕事として成り立つな」と確信した瞬間でもあるんですが,一方で,この環境は結局のところウメハラをダメにしてしてしまうだろう,とも思ったんです。ウメハラ一強という状況では後が続きませんし,現状だってほかのプロゲーマーが食べていける状況とも言い難いじゃないですか。 : そうですね。 豊田氏: ならば「プロゲーマーが“仕事として成り立つ”ようにしていくために,ドラクエ10 RMT,プレイヤーの立場から何かしらできることがあるのではないか」ということを強く感じて,TOPANGA立ち上げのために動き始めたんです。 : なるほど。でも実際にTOPANGAに所属しているプレイヤーは,ウメハラさんではなく,マゴさんとときどさんですよね。このお二人が参加する経緯というのは? 豊田氏: ウメハラは確かにきっかけではありましたけど,TOPANGAとは直接関係ないですね。マゴとときどは,確か2011年の1月あたりに,※に二人が出なくなる,という話を聞いたので声をかけました。プレイヤー主導で動いていく団体の根幹メンバーとして見れば,マゴとときどが誰より相応しいですし。 ※顔TV……GODSGARDENによるネット配信番組。イベントとしてのGODSGARDENとは異なり,格闘ゲームに限らずさまざまなゲームを取り上げる。毎週金曜配信。 : ではその時に団体の立ち上げなど,後のTOPANGAチャリティーカップに繋がる相談があったわけですね。豊田さんから話を持ちかけられたとき,ときどさんはどう思いましたか? ときど氏: 話をいただいたときは,自分はちょうどTTC(The Traveling Circus)とプロ契約を結んだところで,「これ(ゲーム)で食っていくぞ」と生きる道は決めたものの,自分に何ができるのか迷っていた時期でもあったんですよ,DQ10 RMT。 それでお互いに話をしていくうちに,いろいろ面白いことが浮かんできたし,グループになることでできることが大きく増えると分かって
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